記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

男厨

日曜日は雨。
伊吹山の疲れもあるのでこの日は完全休養。
娘の冬休みの宿題で、作文4枚というのがあって
それに苦戦しているので、1日かけてお手伝い。


で、夕方に厨房に立つ。
がっつりミート系のパスタがいいなということで
ポークストロガノフパスタを。
昔は我が家の定番でしたが、
子供ができてからは子供の味覚に合わせて、
タラコやミートソースなどばかりだったので、久々に大人パスタ。
それに合わせて野菜たっぷりのコンソメスープも。


まずはスープ。
みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリ、じゃがいもを
オリーブオイルでじっくり炒める。
野菜自身の甘味がじんわりと出てきて、いい香り。
野菜をひたすら刻むのは面倒だけど、
鍋で炒めている光景は幸せを感じる瞬間です。
料理研究家の辰巳芳子さんの「いのちのスープ」から、
スープの大切さを学んで、よく作るようになり、
自分が作る料理の中でも、もっとも奥さんが好んでくれるメニュー。
とてもシンプルで、誰にでも作れるメニューですが
丁寧に下ごしらえをして、じっくり時間をかけることで、
食材がそれに応えてくれるというのがよくわかります。


↓幸せの瞬間です


パスタの方は、ソースが濃厚なので、
本当はタリアテッレのような平打ち麺や太麺が合うのだが
材料そろえるのも、茹でるのも面倒なので、
お手軽にペンネで済ませます。
ソースは、一見本格的に見えますが、
缶のホワイトソースとデミグラスソースを使うので超簡単。
隠し味に豆板醤を使うのがミソです。
お肉はカツ用の豚もも肉を柵切りにして、食感を残すことで
お肉を食べている感を演出するのがよいでしょう。
最近はまっているカタシモワインとの相性もバッチリ♪


↓ポークストロガノフペンネ


月曜日は恒例の餃子大会。
最近、お肉をこねるのはすっかり長女の役割となりました。
粘土遊びの要領で楽しみながらお手伝いをしてくれます。
うちの餃子は、肉:ニラ&ネギ:キャベツ=1:1:1の割合で
野菜多め。
調味料にはある隠し味を忍ばせているので、
他にはない風味があって、とにかくうまいのです。
個人的に、ハネをつけるのを好まないので、
しっかり具が詰まっているタイプ。
具を包むのは家族総出でワイワイ。
少し前は全然きれいに包めなかった長女も今では上手になりました。
焼きは奥さんに任せて、自分はもう1品。
台湾料理の定番、「蕃茄炒蛋(ふぁんちぇちゃおだん)」を。
トマトと卵の炒め物ですね。
日本ではトマトはそのままサラダで食べるのが一般ですが、
アジア圏では定番メニュー。
トマトは火を通すことで甘味がアップしとてもおいしくなるのです。
ここに、乾燥パクチーと、ライムをひと搾りして、
さらに南の国へとワープさせました。
うまうま、ビールが進む♪米が止まらん!


↓長女コネコネ


↓絶品餃子と蕃茄炒蛋