記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

マヒトゥ・ザ・ピーポー LIVE「Unknown November」 at HOPKEN

マヒトゥ・ザ・ピーポー。

突如、夜から転がり落ちて来た夢遊病の天才。

彼の爪弾く悪魔と天使の戯れは、

ゆっくりと僕らを絞め殺し、

はたりと心の破れる音がした。

 

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Hatena Blogでの一発目の記事投稿です。

昨日は、GEZANのフロントマンで

稀代の吟遊詩人マヒトゥ・ザ・ピーポーの弾き語りライブ。

急遽1週間前の突然の告知で、しかもド平日にもかかわらず、

たくさんの人が集まっておりました。

実は自分も、要件がダブルブッキングしていたのだけど、

別の用事が流れたのでラッキーでした。

 

↓本町のHOPKEN

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↓1drink+投げ銭

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飄々と話しギターを奏でるその立ち振る舞いは、どこか浮世離れをして、

全く所在がつかめない影の様。

そして愁いを帯びた深みのある奏では、独創的で魅惑的。

ギターを多少やっている自分から見て、あんなギターの奏で方は奇想天外で、

本物の天才だと認めざるを得ない。

そして、しっとりと毒を塗りこめられた、哀なしくも可笑かしげな詩の世界。

深く深く、歌の底へとダイブしていく心地よさにすっかりと酔いしれる夜でした。

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mahitoの名曲『Pupa』の耳コピです。

あんな儚げには歌えないケドモ。