記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

『八星』 LUCA + haruka nakamura

 

とても儚く、美しい歌と出会った。

丹波篠山の里山にひっそりと佇むrizmという米蔵を改装したホールがあり、

そこに集うアーティストたちによるコンピレーション・アルバム

『stardust album』に収録するために書き下ろされた曲『八星(はちぼし)』。

haruka nakamuraさんによる美しい旋律に乗せて、

若くして星になったあの人へ、想いよ届けとばかりに歌い上げる

LUCAさんの力強く伸びやかな声は、静かに胸を打つ。

Fly Fly so high…

あなたはずっとわたしのそばにいるから。

 

八星 LUCA + haruka nakamura

 

この曲を初めて聞いたのは、年末に京都文化博物館で行われた

haruka nakamuraプレゼンツ「12月のカーテンコール?」公演でのこと。

坂本美雨さんや太田美帆さん、青木隼人さんなど、

いつもよくしていただいている面々が総出での素晴らしい演奏会だったが、

数々のナンバーの中でも、

特にこの曲が耳に残っていつまでも離れなかった。

極めて少ない音の1つ1つに想いが宿って、感動が収まらなかった。

 

帰宅後すぐに、無謀ながらも、弾き語りにチャレンジ。

当然、譜面も何もないので、耳コピをして、

歌詞もyoutubeの字幕スーパーの日本語の意味と

歌声のヒアリングをヒントに英詩を探り出して。

なので正確でない部分は多々あるのだけど、

この歌のもつエッセンスはどうにか捉えたつもりで。

 


『八星』 by LUCA+haruka nakamura 弾き語り練習