林正樹×徳澤青弦 『Drift』発売記念コンサート at 旧グッゲンハイム邸
7月某日。
冬にわかれてのコンサートで、コロナ時代をスタートさせて、数日後。
もう一つ待ち望んでいた演目が。
ピアニストの林正樹さんと、チェリストの徳澤青弦さんのデュオによる
ライブコンサートです。
今年の冬に、お2人が10年もの歳月をかけて、
少しずつ共同作業で作ってきた楽曲を満を持して
『Drift』という作品としてリリースした
記念コンサートツアーが行われる予定が、
全てキャンセル・順延されていたのですが、
今回、塩屋の旧グッゲンハイム邸でようやく開催されることになったのです。
今回のプロモーターさんもカウアンドマウスさん。
先日はどうも!とご挨拶。
それから去年末の映画上映会ぶりに、
グ邸の主の森本アリさんとも再会でき、
映画のこととか少しお話。
(そういえいば、つい先日、
旧グッゲンハイム邸が実はグッゲンハイムさんのお宅じゃなかったらしいと
ニュースになってましたが、なんとも塩屋らしい笑笑)
さて、演奏会は、お2人の高い演奏力が存分に発揮され、
遊び心溢れる独創性に満ちた旋律、
お2人だからこそ可能な、
あ・うんの呼吸で繰り出されるスリリングな掛け合い、
まるで濃厚な物語が繰り広げられる音の演劇を見ているかのような
ゾクゾク、ワクワクする素敵な時間でした。
ピアノとチェロ、このたった2つの楽器だけで、
これほどまでに奥深い世界観を披露できるとは!!
コロナ対策でマスクをしながらの演奏は
実際なかなか窮屈を感じるそうですが、そうと感じさせない、
ひと時も見逃せない濃密な時間でした。
終演後は、お2人それぞれとお話し。
林さんとは、篠山のrizmや、京終でお会いしたことがあり、
去年末の自分の作品展で林さんの似顔絵を出展した際、
それをSNSで見つけていただいてつぶやいてくださったり。
この日はようやくその展示した作品をご本人にお渡しすることができました。
そして、大好きなアーティストの作品の数々に、
必ずと言っていいほど参加されている徳澤さんとも
はじめて直接お話しすることができました。
もう、色々好きなことがあり過ぎるのですが、長話もいけないし、
1つだけ思い出として、以前ビルボードでclammbonとやった、
火サスな『はなればなれに』が最高でしたとお伝えすると、
「ああ、あれ、最高でしたね」と。
徳澤さんにも直接似顔絵をお渡しすることができて感無量です。
ということで、冬から長い間待ち望んだお2人の演奏会。
最高でございました。