本
昨日帰宅すると、馬鹿でかい箱で荷物が届く。 何ぞやまたポチってたっけ?と封を開けてみると、 ガンバの3冠記念の写真集でした。 めちゃくちゃ大判でずっしり重い! その重さにたがわぬ偉業でした。今年もよろしく頼むよ!
少し時間が空いてしまったが、恒例の年度総括をば。 2014年はまず最初にここ数年停滞してきた事柄を一度整理し、 自分がしたいこと・やるべきことは何かという根本的な部分を もう一度見つめなおすことから始めました。 近年は周囲からの影響を受けすぎて、 …
書店にて。数多ある本の中からこれだというものを選び取る。 日々の生活において、これはなかなかの難問である。 いくつかの方法の中で、実は一番まっとうなやり方だと思われるのはジャケ買いである。 もちろんこれによる苦い失敗(見かけ倒し)も多々経験済…
今週は大寒波が予想されていたのもあって、山行遠征は中止。 土曜日は久しぶりに娘の音楽教室。 その後、お昼から紀伊国屋書店で、 作家の沢木耕太郎さんの『波の音が消えるまで』出版記念のサイン会に。 沢木さんといえば、青春のバイブル本『深夜特急』や…
この週末は諸々の用事で東京へ遠征に行っておりました。 今回のメインは、渋谷の丸ジュンで行われた 『だからこそ、自分にフェアでなければならない。』出版記念トークイベントに参加です。 小林紀晴さんといえば、『ASIAN JAPANEASE』などで知られる写真家…
2014年はムーミンシリーズでおなじみのトーベ・ヤンソンさんの生誕100周年にあたり、 日本だけでなく各国で記念イベントなどが催されています。 誰にも小さいころから思い入れのあるアニメや漫画のキャラクターがいると思いますが 自分の場合、スナフキンと…
1969年〜70年。 米ソ冷戦はますます世界各地で緊張状態を生み出し、 ベトナムでは戦闘が泥沼化。 ウッドストックではピッピー文化がピークを迎え、 ビートルズが解散し、人類が初めて月面に着陸した。 一方日本では、東大の安田講堂では学生たちが蜂起し、 …
タイトルの文字の組み合わせのなんとも心地よい響き具合と、 そのタイトルにマッチした味わい深い装丁に導かれて 思わずジャケ買いした一冊。 何の変哲もない日常の風景(しかしどことなくファンタジー)を描きつつも、 ちょっとだけ違和感や波紋が沸き立つ…
週末は久々に家族そろってマタ〜リ。 雨の予報だったこともあってほとんど自宅。 この2週間ほどで荒れまくっていた家の掃除と整理整頓がメインでした。 ということで、いつまでやってるんだという本棚の大改革。 週末は遠征続きだったりしていたので相変わら…
ロバート・キャパ。 酒を愛し、女を愛し、ポーカーを愛し、 何よりも自由を愛した稀代の人たらし。 世界を闇に包みこむナチズム、 長い戦災によって引き起こされる貧困、 人種、イデオロギー、階級、様々な分野間で繰り広げられる破滅的な闘争のさなか、 戦…
おなじみ酒場詩人・吉田類さんの本です。 テレビでは時々ろれつが回らず、 取材先の店名もすっかり忘れてしまうことの多い類さんですが、 単なる酔っ払いのおっさんというわけでは決してありません。 自分が類さんに惹かれたのも、あの番組のエンディングで…
相変わらずのらりくらりとやっている、本棚大改造。 様々な書籍が所狭しと並ぶ我が家の中で、最も大きな本をご紹介します。 言わずと知れたフォトジャーナリズムの殿堂、ライフ誌の記念写真集の2冊です。 たしか学生の頃に、かっぱ横丁の古書店街で購入した…
登頂 竹内洋岳作者: 塩野米松出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/06/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 世界で29番目、日本人で初めて世界の8000m峰全14座登頂を果たした プロ登山家、竹内洋岳の最後の2座登頂の様子を追ったノンフィ…
通信技術が発達し、あらゆる交通輸送網が 地球上のありとあらゆる場所に張り巡らされている今日、 果たして”冒険”というものの意味は一体なんなのか? その1つの重要な答えを提示し続けているのが、 冒険家・石川直樹である。 ヒマラヤをはじめとする世界の…
2008年の10月に初号機BMCを購入し、気づけばロード歴も5年。 ライドやレースなどについては都度個別にブログ記事に記録しているが、 これまでの自分の歩みをひとまとめで見れるようなものがなく、 ちょうどいい区切りなので、記念にフォトブックを編纂してみ…
狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死 (ヤマケイ文庫)作者: 佐瀬稔出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2013/01/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る その男は昔こう呼ばれていた「ホキ勝」。 「ホキ」とはイコール「ホキる」、 山言葉でダメに…
久々に奥さんと2りきりででえと。 どこへ行きたいか聞いてみると京都。 京都といえば2人で行くところはほぼ決まっている。 お昼にカレーでもと思って四条〜三条あたりを散策したのだが、 お目当てのお店がことごとく休みで、 仕方なく途中で見つけたBOOKカ…
松江市で「はだしのゲン」が子供たちの閲覧に制限をかけているという。 理由は、暴力的な描写や差別的な表現があるからだという。 子供によってはトラウマになったり、間違ったとらえ方をする恐れがあるからだという。 アホかと。 物事のうわべだけをいちい…
変革の嵐吹き荒れ、刻一刻と情勢が急転する幕末の世。 時代の大きなうねりに翻弄されながらも、 若き日に見た夢を求め、恩義を貫き通した漢たち。 誰もが変わることを求められた時代に、変わらないことの難しさ。 たとえその末路が悲劇だったとて、 彼らが駆…
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む作者: 角幡唯介出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/11/17メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 32回この商品を含むブログ (34件) を見る 全世界的な通信機器の発達、高速輸送手段の普及がなされ、…
アサイラム・ピース作者: アンナ・カヴァン,山田和子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2013/01/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 410回この商品を含むブログ (32件) を見る 気付けば私のまわりは白く深い霧に覆われていた。 純白ではなく、黒が混じ…
ソロ 単独登攀者 山野井泰史 (ヤマケイ文庫)作者: 丸山直樹出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2012/07/23メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 山を愛し、山に愛されし者、山野井泰史。 彼が向こう見ずで荒削りだった山好きの若…
プラネタリウムのふたご作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (90件) を見る 数奇な星の下に生まれ育った双子がたどる悲しくもやさしさに満ちた運命、 そしてユニークで忘れ難い人…
言わずと知れたスパイ映画の金字塔007の最新作にして、記念すべき50作目。 この節目の作品のテーマはズバリ「世代交代」。 これをテーマにしたのは、版元MGMが経営破たんして、 一旦は製作が危ぶまれ、その再起を誓うという意味も少なからずあるだろう。 そ…
ひさびさに文芸ネタを。勝手に黒部フェアとして2作品紹介します。 といっても当ブログにお越しの方々にはなじみの深いものばかりだと思いますが。 1つは吉村昭著の『高熱隧道』、もう一つは三船&裕次郎タッグの映画『黒部の太陽』です。 なぜ、今更こんな…
伝説のソロクライマーにして、わが故郷・兵庫の名士、 加藤文太郎が残した山行の記録。 かの「孤高の人」の主人公のモデルとなった加藤の素顔は、 堅物で人を寄せ付けないヒロイズムに満ちた人間像ではなく、 極めて素朴で、不器用で、人懐こさの感じられる…
思わずポチってしもた。 ロングライドのルートネタに使おう。 ダムカード大全集作者: 宮島咲出版社/メーカー: スモール出版発売日: 2012/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る
ついに読み終わった。 読み終わってしまった。 単に早く読み進めることはいとも簡単なことだ。 だが、この本の濃密さがそれを許してくれなかった。 少し進んでは立ち止まり、時には来た道を引き返したりしながら、 一歩一歩山道を踏みしめるように、このひと…
観光視点ではなく、あくまでアカデミックな視点から、 オリジナリティ溢れる大阪の町を考察し、 いわゆるベタ大阪から知られざる魅力まで幅広く町を見つめ続けてきた 由緒ある雑誌「大阪人」が87年の幕を下ろして休刊する。 自分は生粋の関西人で、職業柄大…
なんと愛おしい物語たちなのだろう。 ひとりぼっちのクラゲと流れ星の暖かい友情のお話。 さみしがりやのこねずみと金魚の話。 おそろしい湯ザメのお話。 へそまがりの魔女と女の子。 そしてそれらの作り話を読んで聞かせるお母さんと男の子。 本のそこここ…